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【徹底比較】キャンプの燃料、どれにする?OD缶 vs ホワイトガソリン!私が「手間のかかる」方を選んだ理由

キャンプ道具レビュー
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こんにちは!賢くキャンプを楽しみたい『こばたろう』です!

キャンプで必須な燃料を徹底比較! 今回は、キャンプ飯の調理やランタンの灯りに欠かせない「燃料」について、代表的な「OD缶」「CB缶」と、筆者がメインで使用している「ホワイトガソリン」の3種類を紹介していきます!

結論から言うと、筆者は「ホワイトガソリン」を選びました! その理由は、「燃料の統一化」と圧倒的な「コスパ」です。

それぞれの特徴やコストの違いを詳しく解説しますので、ご自身のスタイルに合った燃料選びの参考にしてくださいね!

お手軽派の味方!「ガス缶(OD缶・CB缶)」

まずは、ギアにセットするだけで簡単に光や炎を出せる「ガス缶」から見ていきましょう。 使い切った後は家庭ゴミとして捨てられる(※要ガス抜き)手軽さが最大の魅力です。

ガス缶には大きく分けて2種類あります。

1. CB缶(カセットボンベ缶)

家庭用のカセットコンロでおなじみの細長い缶です。

  • メリット:コンビニでも買える入手性の良さと、缶自体の安さ。
  • デメリット:缶の構造上、耐圧性が低いため、寒さに弱いガス(ノルマルブタン)が中心。冬キャンプや高所では「火がつかない」「お湯が沸かない」といったトラブルが起きやすいです。
  • 注意点:手で温めたりカイロを貼るのは爆発の危険があるためNGです!

2. OD缶(アウトドア缶)

丸っこい形をした、ザ・キャンプ!という見た目の缶です。

  • メリット:アウトドアでの使用を前提に作られており、寒さに強いガス(イソブタンやプロパン)が充填されているものが多いです。ドーム型の形状は耐圧性が高く、安定した火力を出せます。
  • デメリット:CB缶に比べると価格が割高で、売っている場所がアウトドアショップなどに限られます。

キャンプなら「OD缶」がおすすめ!

本格的なキャンプを楽しむなら、寒さや風に強く、火力が安定している「OD缶」に軍配が上がります。

今回は、このOD缶とホワイトガソリンを比較していきます。

OD缶のサイズ選びの目安

OD缶には主に3つのサイズがあります。用途に合わせて選びましょう。

  • 110サイズ(小):一泊二日のソロキャンプで、コーヒーやカップ麺のお湯(約1L)を沸かすくらいならこれで十分!軽量・コンパクトです。
  • 250サイズ(中):最も汎用性が高いサイズ。1泊2日でガッツリ料理をしても安心。1Lの水を約10回沸かせる容量です。
  • 500サイズ(大):2泊以上の連泊や、暖房器具を使うならこれ。1Lのお湯を約20回分沸かせます。重いですが、コスパはサイズの中で一番良いです。

筆者の愛用!「ホワイトガソリン」の世界

次に、筆者が最終的に行き着いた燃料「ホワイトガソリン」について紹介します。

ホワイトガソリンとは?

車のレギュラーガソリンとは別物で、精製度が高く、不純物が少ない純粋な石油製品です。 非常に揮発性が高く、火力が強力なのが特徴ですが、取り扱いには注意が必要です。

「手間」を楽しむ儀式

ホワイトガソリン機器は、ガスのようにつまみを回して点火!とはいきません。

  1. ポンピング:タンク内の圧力を高めるために、ポンプをシュコシュコと押す作業。
  2. プレヒート(予熱):燃料を気化させるためにジェネレーターを温める作業。(※不要なモデルもあります)

この一連の作業を経て、ようやく「シュゴーッ」という頼もしい音と共に安定した青い炎が灯ります。 また、撤収時にはタンク内の燃料を抜いたり、数年に一度のメンテナンスが必要だったりと、とにかく手間がかかります。

しかし、「この手間こそがキャンプの醍醐味!」と感じられる方には、最高の相棒になります。


【徹底試算】気になるコスト対決!

「OD缶」の手軽さは魅力ですが、気になるのはランニングコスト。 そこで、OD缶とホワイトガソリンのコストを比較してみました!

※価格や燃焼時間は一般的な目安です。

  • OD缶(250g):1缶 約600円 / 燃焼時間 約1時間(バーナー全開時)
  • ホワイトガソリン(4L缶):1缶 約3,500円 / 燃焼時間 1Lあたり約3〜5時間(※ここでは計算しやすいよう、バーナーで1Lあたり4時間燃焼と仮定します)

ここから「1時間あたりのコスト」を算出してみます。

燃料の種類燃料の単価計算1時間あたりのコスト目安
OD缶 (250g)1缶(250g) ÷ 1時間 = 600円/時間約 600円
ホワイトガソリン (4L缶)3,500円 ÷ 4L = 875円/L
875円 ÷ 4時間 = 約219円/時間
約 219円

【結論】ホワイトガソリンの方が圧倒的に安い!

なんと、ホワイトガソリンのランニングコストはOD缶の約3分の1程度という結果になりました。

確かにホワイトガソリン機器(バーナーやランタン本体)の初期費用は高くなりますが、キャンプに行く回数が多い方や、長時間ランタンを灯す方にとっては、すぐに元が取れてしまう計算です。

長期的に見れば、非常にお財布に優しい選択と言えますね!


まとめ:あなたにおすすめの燃料はどっち?

最後に、それぞれの燃料がどんなキャンパーさんに合っているかまとめました。

「OD缶」がおすすめな人

  • キャンプ初心者さん:難しい操作は一切なし!直感的に使えます。
  • ソロ・ツーリングの方:荷物を極限まで軽く・コンパクトにしたい場合。
  • 手軽さ優先の方:設営・撤収に時間をかけたくない、サッとコーヒーを飲みたい時。
  • IGT規格に憧れる方:スノーピークのIGT(アイアングリルテーブル)など、システムキッチン化を楽しみたいならガス缶一択です。

「ホワイトガソリン」がおすすめな人

  • ベテランキャンパー・頻繁に行く方:初期投資はかかりますが、長期的なランニングコストは抜群に良いです。
  • 冬キャンプを楽しむ方:氷点下でも火力が落ちない安定感は最強です。
  • 「道具を育てる」を楽しみたい方:ポンピングの手間やメンテナンスも含めて、キャンプの楽しみと捉えられる方。
  • 無骨スタイルが好きな方:ガソリンランタン特有の暖かみのある光や燃焼音は、他には代えがたい魅力があります。

どちらを選ぶにしても、「バーナーとランタンの燃料を統一する」のが荷物を減らすコツです。 ご自身のスタイルに合わせて、ベストな燃料を選んでみてくださいね!


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