富士山の絶景を独り占め!「ふもとっぱらキャンプ場」の魅力と楽しみ方
キャンパーなら一度は訪れたいと願う聖地、それが静岡県富士宮市にある「ふもとっぱらキャンプ場」です。
広大な敷地から望む雄大な富士山の姿は、まさに圧巻の一言!今回は、そんなふもとっぱらの魅力と、快適に過ごすためのポイントをご紹介します。
ふもとっぱらってどんなキャンプ場?
ふもとっぱらキャンプ場は、東京ドーム約5個分とも言われる広大な敷地を持つフリーサイトのキャンプ場です。何よりも特徴的なのは、どこからでも富士山を遮るものなく、その雄大な姿を眺められること!
朝焼けに染まる富士山、夕焼けに包まれる富士山、満点の星空の下に佇む富士山…時間帯によって表情を変える富士山の姿は、何度訪れても感動を与えてくれます。
車の乗り入れも可能なので、テントサイトに横付けできるのも嬉しいポイント。自分の好きな場所に自由にテントを設営できるため、グループキャンプでもレイアウトを工夫しやすいのが魅力です。
充実した設備で初心者も安心!
「これだけ広大な場所だと不便なのでは?」と思うかもしれませんが、ふもとっぱらは設備が非常に充実しています。

- 清潔なトイレと水場:広々とした場内には、複数箇所にトイレと水場が設置されており、清掃も行き届いています。特に常設トイレは温便座・ウォシュレット付きで、冬でも快適に利用できます。水場は温水が出ないので、洗い物などで手荒れが心配な方は、ゴム手袋などの対策があると良いです。
- 金山温泉(大浴場):なんとキャンプ場内に大浴場「金山温泉」があり、キャンプで疲れた体を温かいお風呂でリフレッシュできます。嬉しいことに、こちらは宿泊者は無料で利用可能です。それほど広くはないので、混雑時には注意が必要ですが、シャンプーやボディソープも完備されています。
- 売店・食堂の充実:売店では薪や炭、一部のキャンプ用品に加え、地元の特産品や軽食も販売されています。食堂「金山テラス」や「金山キッチン」では、キャンプ飯を準備しなくても食事が楽しめます。朝霧牛乳のソフトクリームも人気です!
- キャッシュレス対応:売店や一部の自動販売機はキャッシュレス決済にも対応しており、手軽に利用できます。
ふもとっぱらを楽しむための注意点とアドバイス
最高のロケーションを誇るふもとっぱらですが、自然の中でのキャンプにはいくつか注意しておきたい点もあります。
- 風対策は必須!「テントの墓場」の異名も:ふもとっぱらは開けた地形のため、風を遮るものが少なく、特に春先は強い風が吹き荒れることがあります。強風でテントやタープが破損するキャンパーも少なくないため、「テントの墓場」と呼ばれることも。頑丈な鍛造ペグを準備し、しっかりとペグダウンする、風が強い予報の日はタープの設営を控えるなど、万全の風対策を心がけましょう。
- 寒暖差に注意!:標高約830mに位置するため、平地よりも気温が5~6度低くなります。特に朝晩の冷え込みは厳しいため、季節を問わず防寒対策はしっかりと行いましょう。
- 地面の状況:草原サイトに見えますが、場所によっては石が混ざっていたり、雨上がりには地面がぬかるむこともあります。ペグ打ちには工夫が必要になる場合もあります。
- 混雑時のマナー:人気のキャンプ場なので、土日祝日や連休は大変混み合います。チェックイン時は車の列ができることもありますし、夜間の騒音には十分配慮し、周りのキャンパーに迷惑をかけないよう心がけましょう。プライベート空間への配慮も大切です。
- 迷子に注意:広大なフリーサイトのため、夜間は自分のテントの場所が分からなくなることも。目印を決めておく、ライトを点けておくなどの工夫をしましょう。
まとめ
「ふもとっぱらキャンプ場」は、雄大な富士山を目の前に、開放感あふれるキャンプを満喫できる最高のロケーションです。充実した設備も魅力的で、初心者からベテランまで誰もが楽しめる「キャンプの聖地」と言えるでしょう。
風対策などの準備をしっかり行い、マナーを守って、あなたもぜひ「ふもとっぱら」で富士山との特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない思い出が作れるはずです!
ふもとっぱらキャンプ場 公式サイト ふもとっぱら (fumotoppara.net)